画素数、画像サイズ、解像度どれも写真や動画を撮る人は良く耳にする言葉です。映像を構成する画素から映すのに必要な解像度まで解説します。
画素数とは
画素数はピクセル(画素)の総数のこと!
ピクセルは日本語では画素と呼ばれています。単位は100pxなどpxで表示されます。
ピクセルと言われてピンとこない人はテレビやスマホ、モニターなんでも良いのでデジタルデータを映せるデバイスを思い浮かべてください。
画像は拡大すると小さな点(ドット)で構成されていることがわかります。
この小さな点のことをピクセルと呼んでおり画像を扱うときの色情報が保存されています。
その色情報を持つピクセルの集まりを画素数と呼び映像を作り出します。
画像サイズとは
画像サイズはその名前の通り画像の大きさです。
ピクセルの集まり、画素数で映像を作ると話しました。画素は縦、横に規則的に並べられます。
例えば横に20px、縦に20pxでピクセルを配置すると1対1の画像が400個のピクセルで構成されていることになります。
そしてもう一つピクセルは映されるモニターの解像度に合わせて大きさが変わることを覚えておきましょう。
解像度とは
ピクセルの集まりが画素数と表現され、画像サイズがピクセルの縦、横の配列で映像を作っています。
それでは、解像度とはなんでしょうか?
1インチの中に収まるピクセルの数
画像サイズは縦、横のピクセルの配列を表しているだけなので一つ一つのピクセルの大きさはわかりませんでした。しかし、解像度で表現されると1インチの中にピクセルが何個含まれているかを知ることができます。
当然、1インチの中にピクセルの数が多いほど描写の細かい映像が映せるわけです。
HDとフルHDで解像度を比較
解像度で1インチの中のピクセルの数を知ることがわかりました。
解像度を理解するためにメジャーHDやフルHDを比較してみましょう。
解像度 | ピクセルの数(横×縦) |
HD | 1280×720 |
フルHD | 1920×1080 |
HDでは横に1280個、縦に720個のピクセルで映像が作られておりフルHD では横1920個、縦1080個のピクセルで映像が作られています。
HDでは、921,600個のピクセルがフルHDでは2,073,600個のピクセルが画面の中で映像を構成していることになります。
当然ピクセル数の多いフルHDの解像度の方が細かな描写ができます。
サイズが同じモニターに映し出す場合解像度が高い方がピクセルの密度が高くなり映像が綺麗に映ります。
この密度のことをdpiまたはppiと呼ぶので覚えておきましょう。
主な解像度の種類
解像度 | 読み方 | ピクセルの数 |
SD | エスディー | 720×480 |
HD | ハイビジョン | 1280×1080 |
フルHD | フルハイビション | 1920×1080 |
WQHD(QHD) | ダブリューキューハイビジョン | 2560×1440 |
4K(UHD) | ヨンケー(ウルトラハイビジョン) | 3840×2160 |
8K(SHV) | ハチケー(スーパーハイビジョン) | 7680×4320 |
まとめ
- ピクセル(画素)映像を構成する最小単位
- 画素数は映像を構成するピクセルの総数
- 画像サイズとは横、縦のピクセルの配列
- 解像度とは1インチに何個ピクセルが配置されているかを表す
- 解像度が高いほどピクセルが多く配置されており細かな描写ができる
- dpi,ppiはピクセルの密度
- 現在主流の解像度の紹介
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