今回は肝臓という臓器をテーマにブログを書いていきます
肝臓は覚えておかないことがかなり多くそれだけ人体にとっては重要な働きを持つ臓器です(肝腎といわるくらい肝臓と腎臓は重要な臓器です)
今回は主に肝臓の仕事について書いていこうと思います。
肝臓の機能
- 代謝機能
- 解毒・排泄機能
- 胆汁の生産
- 貯蔵機能
- 胎児期の造血機能
大きく分けて5つの機能が肝臓にはあります
これくらい知ってるわ!馬鹿にするなという人が大半だと思うのですが僕は2つしかさっと出ませんでした(T-T)。
知ってる人は復習がてらに読んでみて、追加や訂正があればコメントをいただけると助かります。
では今回は1の代謝機能を簡単に書いていきます。
代謝機能
普段から代謝って言葉はよく使うと思いますがどういう意味でしょうか?
僕なりの解釈では、代謝とはある物質(保存しやすい状態ですぐには使えない状態の物質)を化学変化により使える状態にすること。ですね
肝臓は門脈という血管を介して腸管で吸収された栄養素や物質を受け取りこれを分解・合成して使える状態にします。
4つの代謝
- グリコーゲンの合成と分解
- 血漿タンパク質の生成
- 脂質代謝
- ホルモン代謝
1.グリコーゲンの合成と分解
これは血糖値に関係してきます。
肝臓では糖の貯蔵ができます。その糖を血糖値が低いときは膵臓のホルモンであるグルカゴンが作用しグリコーゲン(すぐには使えない保存しやすい物質)を分解してグルコース(すぐに使える物質)に変え血糖をあげます。
逆に血糖値が高いときは膵臓のインスリンが作用しグルコースを取り込み繋げてグリコーゲンに変えて血糖値を下げます。
2.血漿タンパク質の生成
3つの血漿タンパク
- アルブミン(栄養の評価に使われるタンパク質)
- グロブリン(免疫機能に関わるタンパク質)
- フィブリノゲン(出血したときに血を止める凝固因子の1つ)
それぞれ人体にはかなり重要な働きをするためまた、どこかでブログにしたいと思いますが今回は割愛させていただきます。
とりあえず肝臓ではアルブミン、グロブリン、フィブリノゲンが代謝されることは覚えておいてください。
3.脂質代謝
脂質は医療関係の仕事をしていない人でもTVなどで聞いたことがあるという方が多いと思います。
資質にも3種類あります
3つの脂質
- 中性脂肪(トリグリセリド、TG)
- コレステロール(HDLコレステロール、LDLコレステロール)
- リン脂質(細胞膜の構成要素)
これらの脂質を合成していきます。
これらは、糖尿病や動脈硬化など生活習慣病に影響を与えていく脂質ですね。
4.ホルモン代謝
ホルモンというのはもちろん焼き肉のホルモンではありません(笑)
ホルモンとは簡単に言うと、体の調子を一定に保ったりするバランサーや外部環境に適応するために臓器や組織に働きかけをする微量な物質です。
少し例に挙げると
- アルドステロン(男性ホルモン)
- エストロゲン(女性ホルモン)
- インスリン
- 成長ホルモン
なんとなく誰でも聞いたことのあるホルモンを例に出しましたがホルモンは数がめちゃくちゃ多い上に絶対に覚えないといけないホルモンもありますよね(副腎皮質系や視床下部系など)
最後に
以上で代謝機能をかなりざっくり書きました。(ざっくりでごめんなさい)
いや~覚えておかないといけないことが多すぎですね。しかもまだ全然触りの部分だけだし
でも、書いているうちに学生の頃に戻ったみたいで少し楽しくなりました。
肝臓の代謝機能はやっぱり復習する必要がありますね
5つの肝臓の機能が終わったらもう一度、代謝の4つの機能に出てきた
- 血漿タンパク質
- 脂質
- ホルモン代謝
について復習しよう。
今回はかなりざっくりでお役に立てなかった方も多いと思います。(こんな内容なら看護学生さんの方が詳しいですよね(T-T))
徐々に専門的な内容を増やしていき、現場ではどうやって知識を活かしていけばいいのかも考えなが書いていこうと思いますので、次回も是非読んでいただけるとうれしいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ではまた~
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